すもももももも

新規ブイオタが取り留めもなく語りたいことを語るブログ。

私がV6を好きな10のところ<9. 圧倒されるコンサート>

9. 圧倒されるコンサート

「V6のコンサートの話し合いは長い」と三宅くんが語ったことがあります*1
コンサートの構成は6人で話し合って決めるそうですが、例え少数意見だとしても却下などせず、出来る限り取り入れようと努力するからこそ、長丁場の話し合いとなるそうです。
また、コンサートの構成の2/3は踊っているV6は、振り起しというダンスをひたすら踊り込んで身体に叩きこむ作業に、相当な時間をかかっているだろうと推測できます。
毎回、メンバーが頭を抱えて、踊り込んで生み出しているコンサートには、圧倒されてしまうのです。

 

9-1. 6人だけでただひたすら踊り倒す

V6のコンサートには、Jr.をバックダンサーとして付けません。
それどころか、そもそもV6以外のダンサーがいません。
誰かのソロにはメンバー自らがバックダンサーとしてステージに上がり盛り上げるという、ファンにとって最高な演出も、6人だけだからこその贅沢なのでしょう。
6人だけで会場を走り回り、踊り、コンサート会場の空間を作り上げています。
それでいて、尋常じゃない量のダンスを、複雑なフォーメーションチェンジを織り交ぜながら踊り倒すのです。
そのダンスの量も減るどころか、昔に比べて増えている上に、増々洗練されているような気さえします。
一糸乱れぬパフォーマンスには、心臓を鷲掴みにされてしまう程。
時にはコンサートの構成の中にアカペラを入れるように、生身の人間の力を分かっている彼らのパフォーマンスに、ただひたすら圧倒されるのです。

 

9-2. パフォーマンスを引き立たせる照明

大掛かりなセットや演出のないV6のコンサートですが、彼らのパフォーマンスを際立たせる照明演出に非常に力を入れており、その美しさは目を見張る程です。
V6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2003」での演出では、日本照明家協会賞新人賞を受賞しています。
そんなスタッフによる魅力的な照明を2つ紹介します。 

Voyager V6 LIVE TOUR 2007Voyager僕と僕らのあしたへ より)

OPのこの曲では、白に照らされた照明に浮かび上がる6人のシルエットから始まります。
眩いほどの灯りの中でステージへ登り歩く彼らに思わず息を飲んでいると、一瞬にして、会場すべての照明が光り輝くのです。
「そうさLife as a Voyager その先へ」との歌詞とリンクするように、ステージから会場の方へ動き輝く無数の光の線は、その先へと進む意志を表現しているよう。
その後には、瞬時にV字フォーメーションに並んだ6人だけを上から照らす照明だけになり、静けさを演出すると、次の瞬間には全面に光り輝く照明に変わる、等光の量の緩急に惹き込まれます。
また、このコンサートには6つのキューブが天井から吊るされており、メンバーカラーに光るキューブを操るかの様なメンバーとの演出の一体感にも、美しさを感じられます。

AirV6 ASIA TOUR 2010 in JapanREADY?」より)

メンバーカラーを意識した演出は、ダンスと光が一体となり、会場を圧倒します。
メインステージに集まった6人を、それぞれメンバーカラーのスポットライトで照らすだけでなく、メンバーがソロで歌う時には、会場も他のメンバーも、歌っているメンバーのカラーで染め上げる演出が大好きなのです。
優しいラブソングの「Air」ですが、メンバーカラーごとに変わる照明によって、まるでメンバーからの愛を感じるかのよう。
また、最後に坂本くんの合図で輝く星空はとてもロマンチックで、うっとりすること間違いなしです。

*1:2013年10月16日少年倶楽部プレミアム